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自分ブランドを構築しキャリアに生かすための9カ条(上)

2013/06/17

Rich Hein CIO

 企業は自社ブランドの売り込みに余念がない。業種の違いを問わず、広告、CM、ソーシャルメディアなど、あらゆる媒体を駆使してPRを図っている。同じように、個人レベルでも「自分ブランド」の売り込みは盛んだ。ITパーソン諸氏も、先を見据えた自分ブランドの構築に今こそ本腰を入れてみてはどうだろう。

 自分ブランドという考え方は決して新しいものではない。1997年頃には、Tom Peters氏が「パーソナルブランディング」という言葉を使い始めていた。しかし、景気が徐々に回復の兆しを見せ、新たなテクノロジーが登場し、ITコンサルタントが増える中、パーソナルブランディングはこれまで以上に広がり始め、その重要性はますます高まっている。

 自分ブランドの必要性は、IT部門での職種とは関係ない。CIOであろうと、開発者であろうと、ヘルプデスク担当者であろうと、長期的なキャリア戦略の一環として自分ブランドを構築し、維持していく必要がある。

 個人ブランドの構築とは、ビジネス向けSNS「LinkedIn」のプロフィールを更新していればいいというものではないと専門家は言う。「優秀な人の中にも、目の前の仕事に夢中で、キャリア全体を考えることに意識が向いていない人がいる」と、米CIO Executive CouncilのExecutive Women in ITの委員長、Pamela Rucker氏は指摘する。

 では、どこから取りかかればよいだろうか。本記事では、キャリア形成の専門家、キャリア関連本の著者、業界関係者らへのインタビューをもとに、自分ブランドをゼロから構築していくためのステップを9カ条にまとめた。

1:自分ならではの強みとセールスポイントを見極める

 「他の人にはない、自分ならではのセールスポイントを1つか2つに絞ってみることだ。自分がどんな価値を提案できるのかを把握しておく必要がある。現時点では他の人から認識できない価値でも構わない。そこから説明を肉付けしていくことになる」(Rucker氏)。

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