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VerizonのLTE、展開の第1段階が完了し人口カバー率95%を達成

2013/07/01

Stephen Lawson IDG News Service

 同社は今年後半にかけて、700MHz帯のLTEに既に対応している多数のマクロセル基地局に対し、AWS(Advanced Wireless Services)帯を利用したLTEの展開を進めていく計画だ。Palmer氏によると、同社が今年後半に投入する携帯端末のほとんどは、このAWS LTEサービスに対応した機種になる。また2015年からは、PCS(Personal Communications Service)帯をLTE向けに再利用する意向だという。

 さらに、カバー範囲の広いマクロセルだけでなく、今年後半には、都市部の人口密集地域を中心として、LTE専用のスモールセルの展開も進める。スモールセルは、狭い範囲内のユーザーの通信環境改善につながる。

 Verizonと米AT&Tは、通信速度やカバー率について、互いの主張を盛んにぶつけ合っているが、ほとんどの地域の利用者にとって、違いはさほど大きいものではないと、米市場調査会社Lopez Researchの創業者でアナリストのMaribel Lopez氏は話す。

 「現時点では、両社とも十分なレベルに達したと思う」と同氏は言い、ネットワークの混雑でパフォーマンスに悩まされたのは主に過去の話だと指摘する。

 「ネットワークをいかに展開するかという問題に、両社はようやく策を見い出した」(同氏)

 米Recon Analyticsの創業者でアナリストのRoger Entner氏は、米国はLTEで世界の先頭を行っていると話す。世界各国で多くの通信事業者がLTEに力を入れ、韓国のように導入がかなり進んでいる国もあるものの、ほとんどの国はやっと軌道に乗り始めた段階だという。例えば、欧州の一部の国では、周波数帯の規制によってLTEの展開がなかなか進んでいないとのことだ。「米国の状況は他国よりはるかに先行している」と同氏は話している。

(了)
翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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