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Windows開発者、モバイルアプリ開発への対応に苦慮(前)

2013/10/11

Thor Olavsrud CIO

 Windows開発者たちは、モバイルアプリへのニーズ自体は実感しつつも、自らの現在のツールとスキルでは実現が難しいと考えていることが調査で明らかになった。その一方で開発者には、モバイルアプリの開発と並行して、既存Windows用アプリケーションの機能強化やサポートの継続も期待されている。

 調査は、ソフトウエア開発ツールやデータベース関連ツールを手がける米Embarcadero Technologiesの委託により、米市場調査会社Dimensional Researchが2013年8月に実施し、Windows向けのデスクトップアプリケーション開発に従事している1337人の開発者から回答を得た。

モバイルのニーズへの対応に不安を覚えるWindows開発者

 調査結果を見ると、モバイルアプリを開発するよう要望を受けたことがあるとの回答は全体の85%に上った。ユーザーの間でモバイルアプリへのニーズが大きいことが分かる。しかし、開発者側は、そのニーズに応えられるかどうか自信がないようだ。

 調査に回答したWindows開発者たちは、既存のモバイル開発ツールは費用がかかるうえに複雑だと感じている。一方でJavaScriptやHTML5といった代替策ではユーザーエクスペリエンスの要件を満たせないと考えている。しかも、既存のアプリケーションにも引き続き対応しなくてはならないため、必須の新しいスキルをなかなか身に付けられずにいる。

 Dimensional Researchのシニアリサーチャー、Diane Hagglund氏は次のように話す。「Windows開発者は、これまでのアプリケーション開発で培ってきた経験を生かしてモバイルアプリ開発に乗り出す必要性を明確に理解している。だが、現在の開発方法の選択肢では、エンドユーザーのエクスペリエンスを犠牲にするか、複数のプラットフォームのそれぞれに対する複雑なネイティブ開発で費用がかさむかのどちらかになってしまう。別の選択肢が必要であることは明らかだ」

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