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米国の2013年のIT求人件数、首位はAmazon

2014/01/24

Patrick Thibodeau Computerworld

 米国で2013年にIT職の求人件数が最も多かったのは米Amazon.comで、その数は1万6146件だったことが、非営利のIT業界団体である米CompTIAの年次レポート「IT Industry Outlook 2014」から明らかとなった。第2位はITコンサルティング大手のAccentureで1万4240件、第3位もITコンサルティング大手のDeloitteで1万3077件だった。

 Amazonは2013年、米中央情報局(CIA)のクラウド構築案件で受注を取り付け、機密情報の取り扱い許可が得られるIT技術者の採用を進めている。またAccentureは、トラブルが続いていた米医療保険改革法(通称オバマケア)の保険加入サイト「HealthCare.gov」に関して、2014年1月に新たな主幹受託業者に任命された。

 CompTIAが今回のレポートで発表した求人件数の統計は、米Burning Glass Technologiesのデータに基づくもの。同社は、インターネット上の求人情報サイト約3万2000カ所に掲載された求人情報を分析している。

 求人件数の第4位は米Microsoftで1万2435件、第5位は米Best Buyで1万725件、第6位は米IBMで1万221件だった。

 大手家電量販店のBest BuyでIT職の採用が多かったことについて、Burning GlassのCEO(最高経営責任者)Matthew Sigelman氏は、パソコンのユーザーサポートや、訪問サポートサービス「Geek Squad」の業務に伴うものかもしれないと話す。

 また同氏は、Best Buyの求人について、必ずしも大卒の学位を必要としない「ミドルスキル」のIT職の重要性が高まってきたことの表れでもあると指摘する。Burning Glassの調査では、大卒の学位を必要としないIT職の求人情報は2013年に約20万件あったという。

 「企業のヘルプデスクに助けを求めることのできないユーザーは、Best Buyや(事務用品販売大手の)Staplesに頼ることが多い」と同氏は話す。

 Burning Glassで応用研究と広報を担当するディレクターのDan Restuccia氏によると、同社の調査では、求人広告の重複を除外したうえで、テキスト解析によってそれぞれの求人の内容を読み取り、学歴や資格など、採用側が求めている技能を洗い出しているという。

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