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サポート終了後のXP、ウイルス定義の更新だけで守れるか(前)

2014/02/04

Gregg Keizer Computerworld

 ウイルス対策ソフトのメーカー各社は、米MicrosoftがWindows XPのサポートを終了する4月以降も、ウイルス定義ファイルの更新を長期的に続ける意向を表明している。しかし専門家は、ウイルス対策ソフトだけでパソコンの安全性を確保できるわけではないと注意を促す。

 Microsoftは、2014年4月8日(米国時間)をもってWindows XPのサポートを終了し、修正プログラムの提供を打ち切る。発売から13年目に入り、同社のOSとして最も成功を収めた製品がついに引退を迎えるまで、3カ月を切った。

 だが、世界全体では依然として数億台のXPパソコンが現役で動いている。サポート終了後は、こうしたパソコンの脆弱性を修正する手段がなくなり、ハッカーの攻撃に対して無防備になってしまう。

 「ウイルス対策ソフトでは、基盤のOSにある脆弱性までは修復できない」と、ドイツのウイルス対策ソフト試験機関AV-Test.orgのCEO(最高経営責任者)であるAndreas Marx氏は話す。同社は、Windows用のウイルス対策ソフトの評価を定期的に実施している。「ウイルス対策ソフトでは、OSの脆弱性は塞ぎようがない。マルウエアが別のマシンに拡散するのを抑えることしかできない」と同氏は言う。

 同氏はXPユーザーに対し、サポート期間が続いている現行のOSへの移行を強く勧めている。MicrosoftのWindows 7/8/8.1、米AppleのOS X、オープンソースのLinuxの各種ディストリビューションなどだ。しかしその一方で、必ずしもすべてのユーザーが移行できるわけではないことも同氏は認める。サポート終了まで時間が限られているだけになおさらだ。

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