TOPマネジメント > ITアウトソーシング、2014年に予想されるトレンドのトップ...

マネジメント

ITアウトソーシング、2014年に予想されるトレンドのトップ10は?(中)

2014/02/12

Stephanie Overby CIO

 2013年のITアウトソーシング界を振り返ってみると、顧客企業がITサービスのアウトソーシングを自ら取り仕切ったり、マルチソーシング管理の新たなモデルとしてサービス統合モデルを試したり、アウトソーシングの移行を巡る問題が引き続き生じたりなど、CIO.comが2012年末に予測していたとおりの動きがいくつか見られた。そこで本記事では、アウトソーシングに詳しい専門家に、2014年の動向を占ってもらった。

前回から続く)

6:受託事業者間の連携が契約上の義務になる

 これまでとは違い、2014年は受託事業者間のスムーズな連携が義務付けられることになりそうだ。「企業は、最適な要素を組み合わせたマルチソーシング戦略の導入を引き続き進める中で、競合する受託事業者同士を共通の目標に向けて連携させる方法を見いだす必要がある」とK&L GatesのHelms氏は言う。2013年には、アウトソーシングを行う企業が「協力条項」を導入し、受託事業者同士がオペレーションレベルで協力することを契約上の義務とした事例がいくつかあった。「2014年はアウトソーシングの協力条項を取り入れるケースが増えると私は予想する」(Helms氏)

7:コストを抑えたコンサルティングモデルが登場する

 ITアウトソーシングの利用経験が豊富な顧客企業の間では、外部企業のコンサルタントへの委託というコストがかさむ方法を捨てて、ITサービスのアウトソーシング契約の準備を自前で進める動きが2013年に増えた。これに合わせて、2014年はコンサルタントの側がアプローチを変えてくることが考えられる。「2014年は、簡略化したサービスを提供するコンサルタントが増えそうだ。その多くは年間契約の形となる。金銭的負担を抑えながら関係の継続を望む顧客企業向けのサービスだ」と、アウトソーシング分析企業である米HfS ResearchのCEO、Phil Fersht氏は言う。

↑ページ先頭へ