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ITアウトソーシング、2014年に予想されるトレンドのトップ10は?(中)

2014/02/12

Stephanie Overby CIO

8:インドがインフラに力を入れる

 インドは、アプリケーション開発やビジネスプロセスのアウトソーシングに関しては評判を確立している。2014年は、インフラ案件に力を入れることになりそうだ。K&L GatesのHelms氏はこう言う。「10年前なら、米国や欧州のITインフラ案件でインドの受託事業者が米IBM、米EDS、米CSCといった企業に勝つ例はなかったと思う。2014年は、米国系の伝統的な大手インフラ事業者にとって、インド系の事業者が最大の脅威となった初めての年となるのではないかと私は予想する」

 HfS ResearchのFersht氏は、2014年はインドの事業者にとっておおむね好調な年になると予想する。「欧米の既存の事業者で多く見られる硬直化したITサービスと比べて、インドの事業者のITサービスで見られる柔軟性、労働倫理、イノベーション、コスト性を評価している顧客企業は多い。欧米の既存の事業者は、2014年も市場シェアの低下が続くだろう。今年はこの傾向が急速に進むと我々は予想する」

9:大型案件は小型化し、小型案件は大型化する

 今後もマルチソーシングは引き続き中心的存在となる。「従来の巨大案件は、構成要素ごとに分解して各部分ごとにリソースを確保する動きが続くだろう」とAlsbridgeのWagner氏は言う。その一方で、顧客企業がベンダーのさらなる活用を目指す中で、小規模な案件の多くを中規模の案件へと拡大する動きも同時に起きると同氏は予想する。

10:ガバナンスの難易度が増す

 「グローバルなビジネスサービスの導入が進み、ベンダーのラインナップの複雑さと多様さが高まる中、企業のパフォーマンス、リスク、コンプライアンスを管理するうえで、ガバナンスが担う役割はますます重要になっている。だが、ガバナンス関連の人材不足の影響で、ほとんどの企業は、必要なスキルを備えた人材の募集と採用で課題に直面することになるだろう」とKPMGのLepeak氏は話している。

翻訳:内山卓則=ニューズフロント

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