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クラウドソーシングをブランド力とロイヤルティー向上に生かす7つの方法(下)

2014/03/07

Jennifer Lonoff Schiff CIO

 群衆(Crowd)の英知は強力なパワーを秘めている。企業にとっては、新規顧客の獲得などで力になることもあれば、口コミレビューサイトYelpの酷評のように、痛手をもたらすこともある。そんな群衆のパワーを効果的に生かすにはどうすればよいのだろうか。

前回から続く)

 エンタープライズ・クラウドソーシングのプラクティス・マネージャーを務めるDori Albert氏の会社は、企業向けにビジネスプロセスのクラウドソーシングサービスを提供しており、教育を受けている認定済みのクラウドワーカーを世界中で10万人以上利用している。

 「クラウドソーシングなら、製造の最終段階で製品の国内テストを迅速かつ効率的に実施できるため、発売時にはシームレスなユーザーエクスペリエンスを確実に実現できる」

 「例えば、ある企業が携帯電話をテストするとする。各国のモバイルアプリとの互換性、無線ネットワーク、オンライン取引のセキュリティなどを確認するために、発売対象のすべての国で従業員を雇うことは不可能だ。しかし、クラウドソーシングのリソースを戦略的に組み合わせれば、オーバーヘッドなしでこうしたテストを完了できる。膨大なコストをかけながら不具合で足をすくわれるという事態を防げる」

 ソフトウエアのテストサービスを提供する米uTestの最高戦略責任者、Matt Johnston氏は次のように話す。「クラウドソーシングなら、優れた技能を持つ適任の人材を利用できる。他の手段では、費用の面で難があったり、ビジネス上の意思決定が叶わないといった問題に直面することがある」

 「例えば、uTestが擁する10万人のプロフェッショナル・テスターのコミュニティを利用すれば、企業が必要とするテストを希望に合ったタイミングで実施できる。しかも、企業のQAラボにとどまらず、実際のユーザーの仕事、生活、遊びの場に近い環境でテストすることが可能だ。モバイルアプリ、ソーシャルアプリ、位置情報アプリが全盛の現代において、このことはきわめて価値が高い」

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