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カリフォルニアの干ばつにビッグデータとクラウドで対抗(後)

2014/03/13

Patrick Thibodeau Computerworld

 米カリフォルニア州は、100年以上の観測史上で最悪の干ばつに見舞われており、いまだ終息の見通しは立っていない。節水の取り組みはこれまで以上に重要だ。そうした中、ITの活用で問題解決に迫る動きが見られる。

前回から続く)

 このプロセスから斬新なアイデアやプロトタイプが生まれ、支援元やスポンサー企業が見つかることをハッカソン「Hack the Drought」を企画したBrinkley Warren氏は望む。「リーダーとして自分よりはるかに優れている人たちを見つけ、一歩を踏み出すという考えだ」

 2007年、水資源に関する技術市場にイノベーションが必要だと考えた人たちが、サンフランシスコにImagine H2Oという非営利団体を設立した。同団体は、水資源に関する事業のコンペを実施し、その勝者を投資家や利用者と結び付けたり、パイロットプログラムの機会につなげたりする活動を行っている。

 同団体のCOO(最高執行責任者)Scott Bryan氏によると、対象となったベンチャー企業に同団体が出資するわけではない。この取り組みの主眼は、「水関連の分野における市場の失敗への対処を目指すこと」だと同氏は説明する。

 同氏によると、今回の干ばつで水資源技術の問題に注目が集まっているが、水技術の市場で投資を利益につなげることは簡単ではないという。水関連の新技術は、市場に投入するまでに長い期間がかかることもあると同氏は話す。

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