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iPad版Officeが企業のセキュリティにもたらす影響は

2014/03/28

Tim Greene Network World

 米Microsoftは、「Office」のiPad版を現地時間2014年3月27日に発表した。このアプリが企業のセキュリティにもたらす影響については、プラス面とマイナス面の両方の指摘が専門家から聞かれる。

 まずはマイナス面の指摘を見てみよう。米Gartnerのアナリスト、Michael Silver氏は、例えばWordのような人気アプリが登場すると、ユーザーはワープロ作業全般にiPadを積極的に使うようになると話す。別のアプリで作成した文書をWord向けに変換するより、純正のWordで文書を作成する方が、レイアウトや書式が崩れる可能性は低い。このため、ユーザーがiPadで文書を作成することがこれまで以上に増えるかもしれないという。

 こうした信頼感のあるアプリが登場することによって、企業の文書がiPad上に保存されたり、「Box」「Dropbox」などのコンシューマー向けクラウドストレージサービス上に保存されたりするケースが増えるだろうと同氏は話す。企業が定めたポリシーに違反する行為だったとしてもだ。これは特に、企業が支給して管理しているiPadではなく、BYODで持ち込んだ社員個人のiPadの場合に言えると同氏は言う。

 こうしたiPadが紛失や盗難に遭ったり、ストレージサービスのセキュリティが破られたりした場合、その中に保存してあったビジネス文書も危険にさらされることになると同氏は指摘する。

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