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Microsoft、ゲームの演算処理のクラウド化とIEによる仮想現実をデモ

2014/04/07

Mark Hachman PC World

 ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」によるバーチャルリアリティー(VR)はそれ自体が新しい技術である。だが、Internet Explorer上でVRを実現でき、しかもわずかなコードを追加するだけで済むというのは斬新だ。米Microsoftは、カリフォルニア州サンフランシスコで開催した開発者向けカンファレンス「Build 2014」の中でそのようなデモを行い、会場を埋めた開発者たちの喝采を集めた。



 カンファレンス2日目にあたる現地時間2014年4月3日は、ソフトウエア統合開発環境「Visual Studio」に焦点を当てたセッションがあり、Windowsアプリの開発、公開、デバッグ、移植に関する機能強化について説明が行われた。同社幹部らによると、新機能の大きな支えとなるのが、同社が進めようとしている「ユニバーサルアプリ」への移行だ。Windows、Windows Phone、Xboxの各プラットフォームで共通のコードを利用できるというものである。

 一方、ネットにはクラウドコンピューティングという用途もある。例えば、Microsoftのクラウドプラットフォーム「Azure」を利用すると、仮想マシンやSQLデータベースを立ち上げたり、クラウド上でWebサイトをホスティングしたりできる。だが、この日のセッションでは、未来のゲームが秘める新たな可能性を示した実演もあった。ビルの崩壊を再現する演算処理を、マシン本体のハードウエアリソースではなく、クラウドベースの物理演算エンジンで行うというものだ。

 同社が今回Oculus Riftで行ったデモや、クラウドベースの演算処理機能が、いつか正式な製品やサービスとして日の目を見ることになるのかどうかについて、具体的な言及は特になかった。だがどちらも、同社が水面下で行っている取り組みの潜在力を示していた。

 Microsoftは、冷却装置や電源装置を備えたモジュール型のコンテナを利用して、米国内外の各地で膨大な数のサーバーをホスティングしている。こうしたサーバーは、企業のWebサイトとサービスのホスティングから、Xbox用のマッチメイキングサービス、Outlook.comなどのクラウドサービスの稼働に至るまで、あらゆる処理をこなしている。

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