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サポート終了後のWindows XPを守る方法(上)

2014/05/07

Paul Rubens CIO

 発売から長年にわたって広く使われてきた「Windows XP」だが、サポート終了日の2014年4月8日(米国時間)以降は、ハッカーの猛攻にさらされることになる。現在もXPパソコンの利用者は多い。今後は、MicrosoftからXP向けのセキュリティ更新プログラムが公開されなくなる。悪党たちは、ためこんでおいたマルウエアを次々と放出して、Microsoftが修正することのない脆弱性を攻撃する可能性が高い。

 「ハッカーの中には、サポート終了までは息を潜め、手の内を明かさずにおくと決めていた者もいる。事前につかんだ脆弱性があったら、当然そうするはずだ」と、米Forrester Researchのセキュリティアナリスト、Chris Sherman氏は言う。

 また、今後ハッカーは、Microsoftが「Windows Vista」や「Windows 7」向けに提供するセキュリティ更新プログラムを調べ、その対象となった脆弱性の詳細を把握したうえで、Windows XPに残っている同様の脆弱性を攻撃することが可能になる。

 Windows XPのサポート終了が企業に問題をもたらす可能性があるのは、現在も膨大な数のXPパソコンが現役で使われているからだ。Forresterの推計によると、企業の端末の20%でXPが使われており、公共部門や医療部門では23%に及ぶ。小売業のPOS端末でもXPの利用は多い。また、米IBM傘下でモバイルデバイス管理ソリューションを提供する米Fiberlinkの調査でも、XPで稼働する端末が最大20%という結果となった。この数字は、XPのヘビーユーザーである大手金融機関数社を除いた結果である。

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