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Twitterアカウントがボットかどうかを判別するWebアプリが登場

2014/05/08

Zach Miners IDG News Service

 Twitter上で嘘の情報を拡散する。興味のない製品を売り込んでくる。嫌われ者を人気者に見せる。時には、マルウエアでマシンを乗っ取るためにも使われる――。こうしたボットに対抗するためのWebアプリが登場した。

 米インディアナ大学ブルーミントン校の研究者が開発したそのアプリの名は「Bot or Not」だ。ロボットやソフトウエアでひそかに制御されているTwitterアカウントかどうかを判別できる。

 Twitter上の情報はすべてが信用できるわけではない。たとえ生身の人間が投稿した情報であってもだ。だが今回のアプリは、互いを利用し合うボットによって誤った情報がどれだけ拡散しやすくなるかということへの意識を高めるための大規模なプロジェクトの一環として開発されたものである。

 Twitter上のボットアカウントには無害なものも多い。例えば、調査資料や製品の最新情報などのリンクを自動でツイートするアカウントなどだ。しかし一方では、噂話、スパム、誤報、中傷などを用いて、オンライン上の会話を巧みに誘導したり、悪用したり、欺いたりするボットもあると研究者は指摘する。

 インディアナ大学のCenter for Complex Networks and Systems Researchのディレクターで、情報学とコンピューター科学を専門とするFil Menczer教授は、「これは人為的な策略だ」と話す。

 Twitterアカウントの中には、偽のニュース記事のリンクを添えたメッセージを投稿したうえで、そのリンクを相互に再投稿して拡散させるようにプログラムされているものもあり得る。あるいは、選挙の候補者を攻撃するために嘘の情報を流すアカウントもあり得る。

 Twitterの投稿そのものだけではなく、「Twitterを利用した情報誘導作戦でボットアカウントは重要な構成要素の1つになっている」とMenczer教授は言う。「その存在は分かっているが、その数が数百万なのか、数千万なのか、数万なのかは分からない」

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