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新端子「Type-C」でUSBがますます簡単・高速に(後)

2014/05/22

Brian Nadel Computerworld

 モバイルデバイスを充電器や他のデバイスと接続する手段として、USBは広く普及している。現在、USBには7種類のコネクターがある。USB 2.0のA、B、Mini-B、Micro-B、およびUSB 3.0のA、B、Micro-Bだ。近い将来、さらに新たなコネクターが加わることになった。それが「Type-C」だ。

前回から続く)

 高速化で得られる恩恵は、例えば外付けのハードディスクを接続した時にデータのバックアップやリストアが速くなるといったことだけではない。USBの新たな用途がさまざまな方面に広がることが考えられる。例えば、USB 3.1の最大伝送速度はHDMI 1.4と同程度であり、4096×2304の解像度の映像を30fpsで伝送できる可能性がある。

 USBの電力供給に関する仕様も新しくなっている。現行のUSBの場合、通常のMicro USB端子ではスマートフォンやタブレット端末の充電に足る程度の電力しか供給できない。Type-C端子では、2012年に策定された新しい仕様「USB Power Delivery」が実装される。5V、12V、20Vの電圧を必要とするデバイスに対応でき、最大100Wの供給が可能だ。

 このため、スマートフォンやタブレット端末の充電だけでなく、残りの電力でハブやディスプレイも動かすことができる。4Kディスプレイやマルチディスプレイの駆動にも使えるかもしれない。「USBは、電力と映像を1本のケーブルで併せて伝送できる唯一の規格だ。これは単なる進化ではなく、革命的な変化だ」とRavencraft氏は言う。

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