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新端子「Type-C」でUSBがますます簡単・高速に(後)

2014/05/22

Brian Nadel Computerworld

 Type-C端子への移行は明日にでも起きるというものではない。そもそも、同端子はUSB-IFによる承認がまだ済んでいない。だが、2014年夏には正式承認となる可能性が高そうだ。その後は、過去の例に当てはめて考えると、6~9カ月ほどのうちに、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン、周辺機器などのメーカーが仕様の評価を行い、次世代製品に実装するための設計に取りかかることになると見られる。

 Ravencraft氏によると、メーカーの間でも既にType-C端子に向けた動きがあるという。「Type-C端子に対する業界の期待は大きい。新たな製品を市場に素早く投入できるよう、各社は力を入れている」。2015年1月に米ラスベガスで開催されるCES(Consumer Electronics Show)では、USB 3.1とType-C端子の両方のデモがあるかもしれないとのことだ。

 Type-C端子を搭載した機器が、現行のUSB端子やケーブルに取って代わる存在となり始めるのは、そこから数年後となる可能性が高そうだ。実際、Ravencraft氏は、従来のUSBケーブルや機器を新しいUSBと共存できるようにするためのアダプターやドングルが登場するのではないかと考えている。ただしその場合、高速伝送や電力供給など、新しいUSBのメリットは完全には生かせないことが考えられる。

 しかし最終的には、大半のパソコン、スマートフォン、タブレット端末、ハードディスク、ハブがType-C端子を搭載することになるだろう。その時が、Type-C時代の到来である。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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