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当たり前の存在には程遠い?家庭用ロボットの現在地 (中)

2014/06/18

Tim Hornyak IDG News Service

 来たるべきロボット社会の徴候を探ってみると、そうした未来は驚くほど迫っているとも言えるし、到来間近という状態が永遠に続いているとも言える。2014年5月、自律型の殺人ロボット兵器の是非が国連の会合で話し合われたのを機に、軍事用ロボットを巡る議論が熱を帯びた。

前回から続く)

Willow Garageの「PR2」
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 価格は、生産数の増加に応じて安くなる可能性が高い。だがNAOは、その小型のサイズから、家事などの作業をこなせる便利なロボットというよりは、高級な玩具やマスコットと見られてしまうかもしれない。また、ユーザーが話した言葉をNAOが録音し、その質問内容をクラウド上のデータベースと共有することについて、ユーザーが抵抗を感じないことも前提となる。この点は、開発元のAldebaranのNicolas Rigaud氏も、サンフランシスコで2014年2月に開催されたカンファレンス「RSA Conference」の中で触れていた。

 では、散らかった自分の寝室を片付けてくれるようなロボットはないのだろうか。実は、そんな時に役立つかもしれないオープンソースのロボットがある。ただし、人間が操縦する必要がある。

 米スタンフォード大学が開発したロボット「PR1」は、散らかった部屋を片付けることができる。車輪で移動できる2本アームのロボットだ。PR1の片付けの様子は、YouTubeに掲載されている高速再生の動画で分かるが、その動作は遅い。それに、人間の遠隔操作で動いている。

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