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Appleに学ぶ、CMOとCIOの理想的な関係(後)

2014/06/19

Tom Kaneshige CIO

 1990年代末、Steve Jobs氏が華々しく復帰して間もない頃の米Appleで、マーケティング担当者のLiz Allen氏は、同社に大きな実りをもたらすWebサイトの開発チームに携わっていた。シンプルかつ洗練されたデザインのオンラインストアの開発だ。後にApple愛好者が「購入」ボタンを押しまくることになるサイトである。

前回から続く)

 CIOとCMOの意見が合わない企業は少なくない。やがて、いざこざが生じたり、社内政治の工作につながったりする。サイロ化が生じる。部署間のコミュニケーションが断絶する。

 Allen氏の場合、例えばGapでは、CIOの名前すら知らなかった。LucasArtsでは、自らCIOを探し出し、ビジュアルデータベースの作成についてCIOの参加と承認を求めなくてはならなかった。スターウォーズの「ダースモール」などの画像にマーケティング担当者がアクセスできるようにするためのデータベースだ。これには時間がかかったと同氏は言う。

CMOとCIOが互いの必要性を認識せず

 「コラボレーションのチャンスは非常に大きいのだが、それが現実のものになっていない」と、米CMO Councilの創設者でエグゼクティブディレクターのDonovan Neale-May氏は、大勢のCIOを前に述べた。サンフランシスコで現地時間2014年5月21日に開催されたイベント「CIO Perspectives」での一コマだ。

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