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FIFAのW杯公式サイトは「最適化が不十分」

2014/06/16

Sam Shead Techworld.com

 現地時間2014年6月12日に開幕したサッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会に関連して、米ソフトウエア企業Compuwareは、FIFA(国際サッカー連盟)のW杯公式サイトについて、最適化に関する重要な部分でいくつかの手落ちがあり、読み込み速度の低下や障害につながる可能性があると指摘している。

 Compuwareは、アプリケーションのパフォーマンスに関連する製品やソリューションを手がけている企業である。同社は、大会期間中にW杯公式サイトで生じ得る事態を探るために、自社製のパフォーマンス管理ツール「dynaTrace」を使って、パソコン版とモバイル版の両方のサイトを分析したという。  その結果、同公式サイトのWebページには、大会に先立って簡単に修正できたはずの重要な手落ちが3つあると同社は指摘している。

 1つ目の問題は、パソコン版もモバイル版も、出場国の国旗や開催都市の写真など、大量の画像ファイルをダウンロードしていることだ。このため、アクセスのピーク時には、パフォーマンスに大きな問題が生じる可能性がある。ページの読み込みが発生するたびに、サイトを運用しているデータセンターが大量のリクエストを処理する必要があるからだ。

 「CSSスプライト」という手法を用いて、こうした画像ファイルを1つにまとめれば、この問題は回避できるとCompuwareは指摘する。

 2つ目の問題は「ファビコン」のサイズだ。ファビコンとはサイトを表すアイコンのことで、お気に入り(ブックマーク)への登録の際などに表示される。

 通常、ファビコンのサイズはかなり小さく抑えることが多いが、FIFAのファビコンは、パソコン版もモバイル版も370Kバイトだと同社は指摘する。この問題に対処しておけば、Webページのサイズを7%削減でき、読み込み時間をもっと短縮できたという。

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