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企業でのApple製品の利用が増加、管理ツールが不足

2014/06/17

John E Dunn Techworld.com

 米Apple製品の管理ソフトウエアを開発する米JAMF Softwareは現地時間2014年6月11日、企業でのApple製品の導入と管理に関する調査結果を発表した。Appleが法人市場で成功を収めるうえで、同社製品は管理しにくいという認識が依然として阻害要因となっていることを示す結果となった。

 調査は、JAMF Softwareの委託により、米市場調査会社Dimensional Researchが実施。米企業でIT担当職に就いている309人から回答を得た。

 対象が1カ国のみで人数も少ない調査ではあるが、Apple製品の人気が高まっているとの結果が出たことは意外ではないだろう。調査結果によると、企業が利用するApple製品はこの3年間で倍増したという。社内のエンドユーザーが利用するデバイスの1割以上がApple製品だとした回答は、68%に達した。利用している製品は、iPhoneとiPadが圧倒的に多かった。

 Apple製品の利用が増えた背景には、IT部門よりもユーザー自身の好みが優先されるBYODの広がりがあると見られる。Apple製品の利用を認めている理由を問う質問で、ユーザーの意向との回答は78%に及んだ。また今後についても、社内でApple製品の利用がさらに増えるとの予想が、圧倒的多数を占めた。BYODによって、米Microsoftのモノカルチャーが今度こそ破られたようだ。

 だが、BYODはすべてを解決してくれるわけではない。Apple製品の増加に対処するための今後の対策について尋ねたところ、IT担当者の独学との回答は60%、IT担当者が正式なトレーニングを受けるとの回答は41%だった。また、現在の管理ツールでApple製品の増加に対応できるとの認識を示した回答は、20%にとどまった。

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