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NASA、冥王星通過後の宇宙探査機の探査目標をハッブル望遠鏡で捜索へ

2014/06/19

Sharon Gaudin Computerworld

 米航空宇宙局(NASA)は、宇宙探査機「ニューホライズンズ」が2015年夏に冥王星を通過した後に目指す探査目標について、ハッブル宇宙望遠鏡を使って捜索する意向を明らかにした。

 ニューホライズンズは、太陽系の果てにある天体について調査するためにNASAが2006年に打ち上げた探査機だ。現在は冥王星を目指して進んでいる。冥王星は、75年間にわたって惑星として扱われていたが、2006年に分類が見直され、準惑星という扱いに変わった。

 冥王星とその衛星に対するフライバイ(接近通過)は2015年7月の予定だ。ニューホライズンズは、既に30億マイル(約48億km)を超える歴史的航行を続け、太陽系の彼方の世界に関する情報を地球に送り届けてきた。ここに至るまでに、木星とその衛星に対する観測も行っている。

 NASAはこれまで冥王星に探査機を送ったことがなく、2015年夏のフライバイが初めての探査となる。

 そんなニューホライズンズが冥王星を通過した後で探査する目標を決めるために、ハッブル宇宙望遠鏡が一役買うことになった。

 ハッブル宇宙望遠鏡で新たな探査目標を捜索するのは、カイパーベルトと呼ばれる領域だ。46億年前に太陽系が誕生した時に残った氷の天体が多数の残骸として集まっている場所である。

 カイパーベルトに存在する大きな天体を間近で観測した例はこれまでないとNASAは言う。太陽からあまりにも離れているからだ。その距離は50億マイル(約80億km)。太陽系の果てにある未踏のフロンティアである。

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