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Intel、ロボット製作キットを1500ドルで9月に発売

2014/06/26

Agam Shah IDG News Service

 米Intelは、3Dプリンターを利用してロボットを作ることのできる製作キットの開発を進めている。第一弾の「Jimmy」は9月に発売する予定だ。

 Jimmyは、身長45cmで歩行も可能な「ソーシャルロボット」だ。米Trossen Roboticsと共同で開発したもので、価格は1500ドル。IntelのCEO(最高経営責任者)Brian Krzanich氏が米Re/codeの5月のカンファレンス「Code Conference」の基調講演で紹介した1万6000ドルのロボットの小型バージョンである。

 Intelが現地時間2014年6月24日にニューヨーク市で開催した「Intel Future Showcase 2014」での研究者の話によると、Jimmyをはじめとするロボット製作キットのラインナップが自作愛好家たちに受け入れられ、ロボットの機能開発が進んでいくことを同社は期待している。将来は、照明のスイッチを入れたり、新聞を取ったり、会話を交わしたりといったことも可能になるはずだという。

 同社がパートナー企業と共に発売するロボット製作キットは、サーボモーター、バッテリー、基板、フレームなどの内部パーツで構成されている。ユーザーは3Dプリンターでロボットの外装デザインを作成して外骨格の上に配置できる。

 Jimmyは、2台のカメラで画像の取り込みと分析を行い、物体の認識に活用できる。一方で、手の機能がないため、物を拾い上げたり人に手渡したりといったことはできない。Jimmyの開発をさらに進めていくうえで、この部分は現在もロボット工学的に最大の難関になっていると研究者は言う。

 このロボットは、省電力プロセッサ「Quark」を搭載したSDカード大の小型コンピューター「Edison」を内蔵している。低価格のEdisonを利用したことで、1500ドルという価格を実現できたと、Intelの21世紀ロボットプロジェクトのプログラムマネージャー、Joe Zawadsky氏は話している。

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