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Google、自社ブランドのタブレットの開発を打ち切り

2019/06/24

Michael Simon PCWorld

 これは最善の策と言えよう。Googleブランドのデバイスを見ると、AndroidスマートフォンやChrome OS搭載ノートパソコンはトップクラスの製品だが、タブレットには期待外れの部分も多々あった。「Pixel Slate」も「Pixel C」も、製品画像では良さそうに見えるが、iPadやSurfaceの足元にも及ばない。また、定期的な刷新もされていなかった。2015年に登場したPixel Cは、現在に至るまで新モデルが登場せず、Androidのアップデートも1年以上前にOreo 8.1で止まった。

 正直なところ、Googleはタブレットで動くAndroidを完全に受け入れてはいなかった。また、Chrome OSはタブレットよりコンバーチブル型ノートパソコンの方がよく合う。GoogleはChrome OSのバージョン70でUIを修正し、キーボード向けとタッチ操作向けのインタフェースの区別を明確にしたが、今でもタブレットよりノートパソコンとして使う方がしっくり来る。Pixel Slateは、ハードウエアは実に豪華だが、筆者が使用した時の印象は今一つだった。

 うわさでは、GoogleはChrome OS搭載のハイエンドノートパソコン「Pixelbook」の新機種を開発しているところだ。タブレットの開発中止という今回の決定は、Pixelbookの後継機種を今年投入するための地ならしとなることも考えられる。Googleのコメントの表現からしても、新型ノートパソコンが登場する余地は明らかに残っている。一方、Pixel Slateの小型モデルや低価格モデルの登場を期待していた人は、ご愁傷さまだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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