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Apple、Intelのスマホ向けモデム事業の買収を正式発表

2019/07/29

Jason Cross Macworld

 IntelのBob Swan最高経営責任者(CEO)は次のようにコメントしている。「この合意により、我々は、我々のチームが作り上げた極めて重要な知的財産とモデム技術を保持しつつ、5Gネットワークの技術開発に集中できる。我々は長い間Appleを尊敬しており、Appleがこの才能あるチームとこれら重要な資産をさらに発展させるのに相応しい環境を提供してくれると確信している。我々は、ネットワークオペレーター、通信装置メーカー、クラウドサービスプロバイダーを含むグローバルな顧客ベースのニーズに最も密に応える5Gに全力で取り組めることを楽しみにしている」

 Appleのハードウエアテクノロジー担当シニアバイスプレジデント、Johny Srouji氏は、プレスリリースで次のように述べている。「Appleは、これほど多くの優れたエンジニアが当社の拡大しつつあるセルラーテクノロジーグループに加わることを嬉しく思う。また、彼らが当社のクリエイティブでダイナミックな環境の中で成果を挙げるであろうと信じている。買収によって当社が取得する革新的な知的財産の重要性とあいまって、彼らはAppleの将来製品の開発を加速し、Appleがさらなる差別化を進める助けになってくれるだろう」

 今回の買収は、モデムを自前で開発してiPhoneやiPadに搭載するというAppleの計画にとってはプラスだが、それがすぐに実現することを期待してはいけない。Appleは、米Qualcommとの間で何年も続けてきた訴訟合戦を4月に終結して和解したばかりだ。その際、6年間のライセンス契約と、複数年にわたる半導体供給契約をQualcommと結んだ。したがって、Appleが一部の製品で一部のモデムを自社製に切り替える可能性はあるかもしれないが、Qualcommのモデムを何年も購入しなくてはいけない縛りがある。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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