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Apple、Siriの会話を人間が分析するプロセスを一時休止

2019/08/06

Michael Simon Macworld

 米Appleのデジタルアシスタント「Siri」に関して、会話の精度や反応を向上するために、同社の委託先企業の従業員が録音の一部を聞いて分析していたことが、英Guardianの7月26日の報道で明るみに出た。「グレーディング(格付け)」と称するこのプロセスに反発の声が上がっていることを受けて、Appleは、グレーディングを一時休止し、今後の進め方を検討することを明らかにした。

Credit: Apple

 米TechCrunchによると、Appleの広報担当者は次のようにコメントしている。「ユーザーのプライバシーを守りながら、Siriの優れたエクスペリエンスを提供することに、当社は全力を注いでいる。全面的な見直しを実施する間、Siriのグレーディングを全世界で休止する」

 またAppleは、このプロセスに参加するかどうかをユーザーが選択できるようにする項目を、今後のソフトウエアアップデートで追加すると述べている。

 Guardianの記事は、Appleの委託先企業の従業員からの内部告発に基づくもの。それによると、従業員らは、内密の医療情報を含む会話、薬物の取引、性行為の最中などの録音を、業務として日常的に耳にしていた。Appleは、収集したデータについて、Siriや聞き取りの理解度や認識度を高めるために使っているとGuardianに説明した。

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