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米スタートアップ企業、キーボード並みの巨大チップを発表

2019/08/21

Mark Hachman PCWorld

 CPUやGPUは手のひらに収まるサイズが当たり前だと思っている人は、考えを改める必要がありそうだ。米Cerebras Systemsが史上最大のチップとして発表した「Cerebras Wafer Scale Engine」は、パソコンのキーボード並みの大きさである。

Credit: Cerebras Systems

 Cerebrasは、米スタンフォード大学で開催されたプロセッサ関連のカンファレンス「Hot Chips」で、この巨大なチップを発表した。GPUの場合、これまでで最も大きな製品は、トランジスタ数が211億、サイズが815平方ミリメートルだった。

 これに対し、Cerebras Wafer Scale Engineは、トランジスタ数が1兆2000億、サイズが4万6225平方ミリメートル(21.5cm四方)である。Cerebrasは、パソコンのキーボードと並べた写真を公開してその大きさを示している。

 このチップはパソコン用ではないが、本物の製品であり、実際に顧客のワークロードの稼働に使われているという。本記事の執筆時点では、コア数、メモリー、製造コストなどの詳細は明らかにされていない。興味深いことに、製造プロセスは比較的古く、台湾TSMCの16nmプロセスである。

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