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Microsoft、クラウドストレージ間の移行支援サービスMoverを買収

2019/10/24

Mark Hachman PCWorld

 米Microsoftは2019年10月21日、クラウドストレージ事業者間のファイル移行を支援するサービスを手がけるカナダMoverを買収したことを発表した。OneDriveやMicrosoft 365の利用を促進するための動きだ。

Credit: IDG / Microsoft

 クラウドストレージ事業者の乗り換えは、スマホのSIMカードの入れ替えほど簡単ではない。場合によっては、何百ギガバイトという規模のファイルをいったんダウンロードしてアップロードし直す必要があり、ブロードバンドサービスのデータ通信容量をかなり食う。別の方法として、転送専門のサービスを利用する手もあるが、素性の知れない転送サービス事業者に、自分のユーザー名とパスワードを教えることにもなりかねない。MicrosoftがMoverを買収したのは、そういう心配を解消するというメッセージでもある。

 今後はおそらく、Box、Dropbox、Egnyte、GoogleドライブなどのストレージサービスからOneDriveへとファイルを移行する処理は、一方通行になるのだろう。Microsoftは、今回の買収について発表するブログ記事で、OneDriveとSharePointを含むMicrosoft 365へのファイル移行を円滑化するという部分を前面に押し出しており、法人に主眼を置くことを示唆している。コンシューマー向けの機能やツールも登場する可能性はあるかもしれないが、Microsoftが11月初めに開催するカンファレンス「Ignite 2019」の中で、Moverの統合について発表があるとのことなので、詳しくはそちらを待つ必要がありそうだ。

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