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Androidの「メッセージ」アプリ、米国でも全ユーザーにRCSを提供へ

2019/11/18

Michael Simon PCWorld

 Googleは、今回のRCS対応を発表するブログ記事の最後で、「当社は、一貫性と相互運用性のあるエクスペリエンスをすべてのAndroidユーザーに提供するために、通信キャリアや端末メーカーをはじめとするパートナーと協力して取り組んでいる」と説明しているが、今回の動きは最終手段という印象もある。メッセージの構想に関して、Verizon、AT&T、T-Mobile、Sprintという米国の4大キャリアの協力を得ることを何年も前から目指していたGoogleだが、具体的な成果がほとんどなかったのは周知のとおりだ。ここであきらめ、キャリア抜きで行くことにしたものと見える。

 今回の発表に先立つ10月下旬には、4大キャリアがRCSに関する共同事業「Cross Carrier Messaging Initiative(CCMI)」を発表するというサプライズもあった。発表文によると、「コンシューマーと企業に次世代のメッセージングを提供する」ための提携で、「RCSの普及を加速」し、「米国とグローバルの両方で、シームレスで相互運用性のあるRCSエクスペリエンスを複数のキャリアにまたがって一元的に構築する」ことを目標としている。

 Googleの今回の発表は、CCMIの発表とよく似ている印象だ。「シームレス」という言葉はまさに共通している。CCMIの結成でGoogleが切羽詰まったのか、それとも、CCMIの結成のおかげでGoogleが独自の手を打ちやすくなったのかは定かではないが、いずれにせよ、ここまでずいぶん待たされた。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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