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IBMのPower Systems、SAP HANA Enterprise Cloudで利用可能に

2020/02/21

Peter Sayer CIO

 ドイツSAPのマネージドクラウドサービス「SAP HANA Enterprise Cloud」で利用できるサーバーに、米IBMの「Power Systems」が新たに加わった。大規模なデータベースを利用するERPシステムをPowerベースのプラットフォームで運用する企業にとって、新たな選択肢が生まれる。

Credit: Peter Sayer/IDG

 この話に関心を寄せる最高情報責任者(CIO)は多いかもしれない。SAPは、Powerプラットフォーム向けのソフトウエアを2005年から提供し、2015年にはSAP HANAをPowerアーキテクチャーに対応させた。IBMの昨年の推計によると、HANAのワークロードの20~25%はPowerベースのアーキテクチャーで稼働していた。残りはIntelベースだ。

 SAP HANA Enterprise Cloudで新たに提供されるサーバーは、POWER9プロセッサ搭載の「IBM Power System E980」だ。SAP HANA向けの仮想化環境のスケールアップ構成としては業界最大の24Tバイトのメモリー構成が可能だとIBMは説明している。なお、Microsoft Azureでも、Intelベースのインスタンスは同規模の構成に対応している。またスケールアウト構成では、IBMを含む複数の企業が、さらに大規模な構成に対応している(SAP HANAでデータベースのサイズ増加に対応するには、使用しているサーバー1台を増強するスケールアップと、複数のサーバーに展開するスケールアウトの2つの拡張方法がある。スケールアウトの場合は、各サーバーに収まるようにデータを分散することになる)。

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