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MicrosoftのTikTok買収、トランプ大統領は政府への多額支払いを要求
2020/08/05
米Microsoftは、ソーシャル動画アプリ「TikTok」の買収に乗り出していることを、8月2日に正式に認めた。Donald Trump米大統領政権の容認のもと、中国ByteDanceと交渉を進め、9月15日までに交渉を完了する意向を示している。一方、Trump大統領は、この買収に対する分け前を要求した。

ここに至るまでの数日間は、さまざまな動きがあった。事の発端は7月31日夜、Trump大統領がTikTokを禁止する意向を示したことだ。その後、Microsoftが買収に関心を示しているとのうわさが出始めたが、大統領の姿勢から、買収は難しいとの見方もあった。結局、8月2日夜のMicrosoftの公式ブログ記事から、買収交渉が事実であることが確認された。
ブログ記事でのMicrosoftの説明によると、Satya Nadella最高経営責任者(CEO)とTrump大統領が協議し、大統領が買収交渉を容認した模様だ。「Microsoftは、大統領の懸念に対応する重要性を完全に認識している。徹底したセキュリティレビューと、財務省をはじめ米国に適切な経済的便益をもたらす条件のもとで、TikTokの買収を目指す」としている。