TOPSoftware > AWSの量子コンピューティングサービス「Amazon Bra...

Software

AWSの量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」、一般提供を開始

2020/08/19

 「量子コンピューティングでは、量子力学の法則を利用してより強力な情報処理ツールを構築することで、古典コンピュータでは解決できなかった計算問題を解決できる可能性を秘めています。このコンピューティング手法は、エネルギー貯蔵、化学工業、マテリアルサイエンス、創薬、最適化、機械学習などの分野を変革する力を持っています。しかし、それらの問題を定義して量子コンピュータのプログラムを作成するには、新たなスキルが必要です。同時に、自分が作成したアルゴリズムを実行して設計を最適化するために量子コンピューティングのハードウェアにアクセスするには、費用がかかり、利便性もよくありません」

 AWSの8月17日の公式ブログ記事で、チーフエバンジェリストのJeff Barr氏は、Braketを評価するうえで留意すべき点として、次の3つを挙げている。

  • 量子コンピューティングは新興分野であり、専門知識を持っている人以外が概念や技術を理解したり、利用方法を修得したりできるようになるには時間がかかる。
  • Amazon Braketで利用できるQPU(Quantum Processing Unit)には、2種類のコンピューティングパラダイムがある。具体的には、IonQとRigettiのQPUやシミュレーターは回路ベースの量子コンピューティングをサポートし、D-WaveのQPUは量子アニーリングをサポートしている。一方のパラダイム用に設計した問題を、他方のパラダイムのQPUで実行することはできない。適切なQPUを早い段階で選ぶ必要がある。
  • 実行には、タスクごとの料金と、QPUの種類に応じたショットごとの追加料金がかかる。シミュレーターの利用には、秒単位で請求される1時間ごとの料金が発生し、最低15秒分を請求される。詳しい料金は、Amazon Braketの料金ページで確認する必要がある。

↑ページ先頭へ