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AWSの量子コンピューティングサービス「Amazon Braket」、一般提供を開始

2020/08/19

 量子コンピューティングに関する製品やサービスは、米IBM、米Microsoft、米QC Ware、米Google、米Honeywellなどの企業も既に投入を進めており、市場が拡大しつつある。米Tracticaの予測では、エンタープライズの量子コンピューティング市場の売上高は、2018年の1億1160万ドルから、2030年には91億ドルまで増える見通しだ。「現在、量子コンピューティングのグローバル市場を大きく後押ししているのは、複雑なデータのモデリングやシミュレーションの能力向上に対する要求や、システムやプロセスの効率化や最適化に対する要求、問題解決の精度向上に対する要求だ」とTracticaは説明している。

 米Gartnerは2018年10月、破壊的可能性を持つ技術や、今後5年間で重要な転換点に達する可能性がある技術の1つとして、量子コンピューティングを挙げ、「並列実行と指数関数的な拡張性を可能にする量子コンピュータは、従来のアプローチでは複雑過ぎて解決できない問題や、従来のアルゴリズムでは解決に時間がかかり過ぎる問題の処理において、卓越した能力を発揮する」と説明した。

 また、量子コンピューティングの発展から特に恩恵を受けるのは、自動車、金融、保険、製薬などの業界や、軍事分野、研究機関だとし、「ほとんどの企業および組織は、2022年末までは量子コンピューティングについて学び、その進展を注視すべきだ。このテクノロジーを活用すべき時期は、2023年または2025年以降になるだろう」との見通しを示した。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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