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サービスメッシュとデータセンターネットワーク

2020/10/07

Lee Doyle Network World

 マイクロサービス型のアプリケーションは、高速で安定したネットワークインフラを基盤として、信頼性の高い迅速な反応を実現する。サービスメッシュはこれを強力に支える存在となる。

Credit: vjapratama

 一方で、サービスメッシュの大規模なデプロイや管理は、簡単には行かない場合があり、小規模アプリケーションには複雑すぎる可能性がある。企業は、それぞれの状況を踏まえて、メリットとデメリットをよく考える必要がある。

サービスメッシュの存在意義

 サービスメッシュは、アプリケーションを構成するマイクロサービス間で信頼性に優れた高速な通信を実現するインフラソフトウエアである。ネットワーキング機能には、アプリケーションの識別、ロードバランシング、認証、暗号化などがある。

 ネットワークのリクエストは、サービスと共に配置するプロキシを介して、マイクロサービス間でルーティングされる。こうしたプロキシがメッシュネットワークを構成し、それぞれのマイクロサービスを結び付けている。アクセス制御や、ネットワーク管理、パフォーマンス管理などの機能は、一元的なコントローラーが担う。

 サービスメッシュは、マイクロサービスのアプリケーションと、ネットワークのルーティングやセキュリティ要件などの複雑な部分とを論理的に切り分ける役割を果たす。サービスメッシュが実現する抽象化によって、マイクロサービスの迅速かつ柔軟なデプロイが可能となり、データセンターのネットワーキングチームが絶えず関与する必要がなくなる。

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