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オープンソース人材への需要、コロナ禍での変化は
2020/10/29
誰もが厳しい状況に直面した2020年だが、米国のIT労働市場は数カ月ぶりに上向いてきたようだ。米Janco Associatesの分析によると、米国のIT就労者数は8月に増加に転じ、9月はプラス1万2200人となった。

こうした中で、The Linux FoundationとEdXは、調査レポート「2020 Open Source Jobs Report」を発表した。世界中のオープンソース人材や、そうした人材を雇用する企業の採用責任者を対象として今年7~9月に実施した調査の結果をまとめたもの。不透明感が漂う中でも、オープンソースのスキルを持つ人材は、現在の労働市場で引き続き大きな価値があるようだ。
同レポートによると、今後6カ月間でオープンソース人材の採用を増やす予定だと回答した採用責任者は56%だった。オープンソースのスキルを持つ人材を見つけるのに苦労していると回答した採用責任者は93%で、2年前の87%より増えた。