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Pythonの生みの親のGuido Van Rossum氏、引退を撤回してMicrosoftへ

2020/11/16

Serdar Yegulalp InfoWorld

 またMicrosoftは、Pythonのコードベース自体へのコントリビューションにも関わっている。Python 3.6の新機能の1つとして加わったPEP 523は、CPythonにフレームオブジェクト評価のAPIを追加して、デバッグツールやJITコンパイラで活用できるようにするものだった。

 van Rossum氏が示唆した今後の活動も、これらと同じような方向性で、Python向けのツールか、Pythonそのものの改良に関与することが考えられる。

 ソフトウエア開発でPythonの利用が爆発的に増え、広く取り入れられる中で、Pythonのアーキテクチャー上の選択に伴うさまざまな制約も表面化している。サードパーティ製モジュールのインストールや管理はいまだ種々雑多な様相を呈しており、最小限の標準プロジェクトであるPipのほか、PoetryやPipenvなど、さまざまなツールが乱立している。

 また、シングルバイナリのデプロイに対処するための標準化された方法がない点や、複数のコアでの実行に対応することが依然として簡単ではない点も挙げられる。Pythonのさらなる発展に向けて、van Rossum氏とMicrosoftが共同で取り組む余地は数多くある。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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