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パブリッククラウドでSalesforceを稼働できる「Hyperforce」
2020/12/07
米Salesforce.comは12月2日、オンライン開催の年次カンファレンス「Dreamforce」で、CRMを核とする同社のソリューション群のインフラを刷新する新たな取り組みを明らかにした。一連のソリューションをパブリッククラウドで稼働できる「Salesforce Hyperforce」だ。

Hyperforceは、Dreamforceの発表の目玉ではなかったかもしれない。しかし、CRMプラットフォームに携わっているITプロフェッショナルにとっては重要なニュースだ。
Salesforceは、これまでもパブリッククラウド事業者と無縁だったわけではない。Amazon Web Services(AWS)とは何年も前から密接に提携していたほか、最近では、Microsoft Azure、Alibaba Cloud、Google Cloud Platformとも関係を構築している。
Hyperforceでは、「Sales Cloud」「Service Cloud」「Marketing Cloud」「Commerce Cloud」といった一連のソリューションを稼働する基盤として、パブリッククラウドを導入できる。これまでと同じカスタマイズやセキュリティ統制を適用でき、データの保存場所に関するニーズやそのほかの条件を満たしながら、パブリッククラウドを活用できる。