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パブリッククラウドでSalesforceを稼働できる「Hyperforce」

2020/12/07

Scott Carey InfoWorld

 今回打ち出したHyperforceは、こうしたパートナーのクラウドプラットフォームでの稼働に軸足を移し、自前のハードウエア投資への依存を減らす最初の一歩と見られる。

 広報担当者は次のように話す。「Hyperforceは長期的なプロジェクトだ。当社は、既存のインフラとデータセンターも、今後長きにわたって維持していく」

 米Gartnerでアプリケーションデザインと開発のチームを担当するバイスプレジデント兼アナリストのJason Wong氏は、「Salesforceは、CRMを核とするSaaSプロダクト群を支えるプラットフォームを強化するために、アーキテクチャーとインフラのモダナイゼーションを長年進めてきた」と説明し、それがHyperforceとして実を結んだと述べている。

 「これでSalesforceは、自前のデータセンターでの稼働に対する依存を減らし、将来的にはインフラコストも削減できる可能性がある。Salesforceは海外市場の方が大きな成長源だ。各地のクラウド環境に対応できる柔軟性や、複数の地域にまたがるマルチクラウド環境のサポートは、Hyperforceの重要な要素だ」

 Hyperforceは、まずインドとドイツで提供を開始した。来年には、さらに10カ国で利用できるようになる。現時点でHyperforceへの移行を決めたユーザー企業は、既存の環境よりも料金が上がることはない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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