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Go 1.16、最初のベータ版が登場

2020/12/24

Paul Krill InfoWorld

 プログラミング言語Goの新バージョン「Go 1.16」の初回ベータ版が、12月17日にリリースとなった。公式サイトのDownloadsページから、インストーラーやソースコードをダウンロードできる。Go 1.16は、言語仕様自体には変更はないが、コアライブラリやランタイムに関して、新機能や改良が加わっている。

Credit: Toa55 / Getty Images
Credit: Toa55 / Getty Images

 Go 1.16でライブラリに新たに追加されたパッケージの1つに、embedパッケージがある。バイナリを作成する時にファイルを埋め込む機能を実現するもので、コードからは//go:embedというディレクティブで使用できる。

 また、ファイルシステムを扱うio/fsパッケージも加わった。ファイルシステムツリーの読み取りを抽象化するfs.FSインタフェースが定義されており、標準ライブラリのパッケージにもこのインタフェースが取り入れられている。プロデューサー側では、新しいembed.FS型やzip.Reader型が、fs.FSインタフェースを実装している。OSのファイルシステムツリーをfs.FSで取得できるos.DirFS関数もある。コンシューマー側では、fs.FSをhttp.Handlerに変換する新しいhttp.FS関数や、html/templateパッケージとtext/templateパッケージのParseFS関数がある。fs.FSを実装したコードのチェックには、新しいtesting/fstestパッケージのTestFS関数やMapFS型が使える。

 そのほか、ライブラリに関する細かな変更としては、crypto/dsaパッケージの非推奨化や、unicodeパッケージのUnicode 13.0.0対応などがある。

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