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Outlook、Webベースの新アプリへの一本化を計画中か
2021/01/06
米MicrosoftがWebベースの新しいOutlookクライアント「Monarch」(開発コード名)の開発を進めているとの報道が出た。2022年には、Windows 10のMailアプリとCalendarアプリをMonarchに置き換えるほか、将来的には、従来型のネイティブアプリ版のOutlookも、Monarchに一本化する計画だという。

これはMicrosoft関連情報サイトのWindows Centralが1月4日の記事で報じたもの。さらにTwitter上には、Monarchの説明文やアイコンと見られる画像も流出しており、そちらでは「One Outlook」という名前が使われている。現時点ではMicrosoftの社内向けに公開されているようだ。
現在、Windowsでメールやカレンダーを利用するためのMicrosoft製クライアントは、機能的に重複するいくつかのアプリが混在している。まず、Windows 10にプレインストールされているMailアプリとCalendarアプリで、基本的なメールとカレンダーの機能を使える。また、Microsoft 365のOfficeアプリケーションの1つであるOutlookは、標準装備の両アプリより高度な機能を備えている。