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Edge 88、パスワード生成機能を搭載
2021/01/25
米MicrosoftのWebブラウザー「Edge」の新バージョン「Edge 88」が登場した。パスワードの生成や流出チェックなど、セキュリティ関連の新機能が加わっている。

パスワード生成機能は、Webサイトのユーザー登録画面などで新しいパスワードを作成する時に、複雑な文字列を自動で提案してくれる機能だ。生成したパスワードはMicrosoftアカウントに保存され、同じアカウントでログインしている各デバイスで自動入力できる。米GoogleのChromeにはこの機能が以前からあり、Edgeにとってはこれまで大きな弱点の1つだったが、ようやく解消された。なお、Edge担当プログラムマネージャーを務めるKyle Pflug氏によると、モバイル版のEdgeでは、パスワード生成機能はまだ使えない。
パスワードの流出チェック機能は、どこかのサイトから流出したパスワードのリストの中に、自分のパスワードが含まれていないかをバックグラウンドで常時監視し、該当する場合には警告を表示してくれる機能だ。もちろん、パスワード生成機能を使って複雑なパスワードをサイトごとに作成していれば、仮に流出があったとしても、他のサイトには被害は及ばないはずだ。なお、この機能がブラウザー上で実際に使えるようになるまでには、2週間ほどかかる可能性があるとのこと。