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Chromebookの2020年の出荷台数、Macを上回る

2021/02/19

Mark Hachman PCWorld

 パソコン市場全体で見ても、Chromebookは大きく伸びている。新型コロナウイルス感染拡大の影響でノートパソコンの需要が特に増えたことも一因だ。米テクノロジー情報サイトGeekWireの記事で示されたIDCのデータによると、パソコンの出荷製品のOS別シェアは、新型コロナウイルスが広がり始めた2020年第1四半期の時点では、Chrome OSは5.3%にとどまり、macOSの5.8%より少なかった。これが第4四半期になると、Chrome OSは14.4%へと伸び、macOSの7.7%を大きく上回った。

 メーカー別の出荷台数ランキングの顔ぶれは、パソコン全体とChromebookとで若干の違いがある。Canalysのデータによると、2020年第4四半期における世界全体のパソコン出荷で上位のメーカーは、中国Lenovo、米Apple、米HP、米Dell、韓国Samsungの順だった。一方、Chromebookは、HP、Lenovo、Dell、台湾Acer、Samsungの順となった。Googleの名は挙がっていない。

 コロナ禍で子供たちが在宅学習を余儀なくされる中、親たちが子供向けに低価格のChromebookをこれまで以上に購入したことが、Chromebookの伸びの背景にあると考えられる。こうした動きを踏まえると、GoogleがGoogle MeetやClassroomに加えている改良や新機能は、いっそう重要な意味を持つ。また、米MicrosoftがWindows 10Xで目指しているものについても、見え方が変わってくる。現在オンライン学習は、あまり費用のかからないシンプルな形で実現する方向に進みつつある。今のところ、これがChromebookに追い風となっているようだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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