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AMD、統合プロセッサRyzen 5000Gを発表

2021/04/15

Brad Chacos PCWorld

 米AMDのデスクトップ向けRyzenプロセッサには、GPUを内蔵しないCPUのみの製品のほかに、RadeonのGPUコアを内蔵した統合プロセッサ(APU)があり、価格重視の自作派に人気を博してきた。グラフィックカードが品薄の今、こうした統合プロセッサの需要は引き続き高いはずだ。しかし、単体パーツとしての新型APUの投入は、2019年の「Ryzen 3 3200G」で止まっていた。AMDが4月13日にひっそりと発表した「Ryzen 5000G」シリーズは、久々の新製品となる可能性があるが、単体での発売はまだ先のようだ。

Credit: AMD

 ハードウエア情報サイトの英AnandTechや米Tom's Hardwareの記事によると、Ryzen 5000Gシリーズは、まずは米Dellや米HPなどのメーカー向けに出荷される。単体パーツとしての発売は年内には行われるようだが、現時点で価格は発表されていない。

 Ryzen 5000GシリーズのCPUコアは「Zen 3」、GPUコアは「Vega 8」で、製造プロセスは7nm。TDPが65Wのモデル3種類と、35Wのモデル3種類がある。65Wのモデルのスペックは以下のとおり(35Wのモデルは、型番の末尾がGではなくGEで、定格クロックが低い点以外は同スペック)。

  • Ryzen 7 5700G:8コア/16スレッド。クロックは定格3.8GHz、ブースト4.6GHz。GPUは8コア、GPUクロックは2GHz
  • Ryzen 5 5600G:6コア/12スレッド。クロックは定格3.9GHz、ブースト4.4GHz。GPUは7コア、GPUクロックは1.9GHz
  • Ryzen 3 5300G:4コア/8スレッド。クロックは定格4GHz、ブースト4.2GHz。GPUは6コア、GPUクロックは1.7GHz

 上記のとおり、最上位モデルは8コアとなった。これまでは4コア止まりで、高性能化を求める声は強かった。統合GPUで軽くゲームをするくらいの用途には必要ないかもしれないが、グラフィックスよりもCPU性能が求められる用途には有益だ。

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