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Microsoft、Windows 10Xの開発を中止か

2021/05/11

Mark Hachman PCWorld

 だがその後、新型コロナウイルス感染拡大の裏で、計画は迷走へと向かった。Surface Duoにも注目が集まらない中、Microsoftが1画面デバイスにあらためて軸足を移すとの話が出始め、Windows 10XやそのシンプルなUIは、Windows 10 Sに代わってChromeOSに対抗する位置づけのOSと見られるようになった。

 Microsoftは昨年5月、Windows 10Xをまず1画面デバイス向けに投入すると発表した。また、Win32のレガシーアプリを動かす仕組みとしてWindows 10Xが取り入れるはずだったWin32コンテナも、昨年7月には導入見送りと報じられた。結局、Windows 10Xの魅力は、Windowsの過去の遺物を大きく排除したシンプルなUIという点くらいになった。我々がWindows 10Xを目撃したのは、今年1月にビルドイメージが流出した時が最後だ。

 一方で、Microsoftは昨年、通常版WindowsのUIを刷新するプロジェクト「Sun Valley」(開発コード名)に着手した。その成果は2021年下半期に登場するバージョンのWindows 10で見られるとされている。今のところ、Windows 10Xの見た目や使用感がSun Valleyに採用される兆候は一切ないが、今回のPetri.comなどの報道によると、Windows 10XのUIや機能の一部が、Sun Valleyやその後のリリースで、通常版Windowsに取り入れられる可能性はあるかもしれない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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