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Microsoft、Windows 10Xの開発を中止か

2021/05/11

Mark Hachman PCWorld

 米Microsoftが軽量版Windows「Windows 10X」の開発を中止したとの報道が出た。2画面デバイス向けの新型OSとして2019年に発表されたが、その後は1画面向けにまず投入するという話に変わり、米GoogleのChromeOSに対抗するOSになるものと目されていた。

Credit: Mark Hachman / IDG
Credit: Mark Hachman / IDG

 IT情報サイトPetri.comは5月7日の記事で、Windows 10Xの2021年のリリースが中止になったと報じ、登場しないまま終わる可能性が高いと伝えた。また、Windows情報サイトWindows Centralも、少し前から同様の情報を得ていたと報じた。両サイトの報道について、Microsoftは肯定も否定もしておらず、同社の担当者は、特にコメントはないと述べている。

 ここまでの経緯を振り返っておこう。Microsoftは、2019年10月にニューヨークで開催したイベントで、折りたたみ式の2画面Windowsデバイス「Surface Neo」や、2画面Androidデバイス「Surface Duo」とあわせて、Surface Neoに搭載するOSとしてWindows 10Xを発表した(この3製品のうち、現在までに実際に登場したのはSurface Duoのみだが、その評価は今ひとつで、存在感はもはや薄い)。

 発表時点でのWindows 10Xは、2画面デバイスの新たなエコシステムに向けたOSという位置づけだった。Microsoftのハードウエア開発の責任者を務めるPanos Panay氏は当時、Windowsの「新たな表現」だと説明していた。筆者も、2画面版のWindows 10Xを昨年初めにエミュレーションで試用した際には、好感を抱いていた。

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