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今年の世界パソコン出荷台数は18.1%増の見通し、米調査

2021/05/28

Mark Hachman PCWorld

 IDCによると、現在主に不足している半導体は、最先端の技術で製造する高性能なCPUの類いというよりは、もっと古いプロセスで製造している部品だ。パソコンでもこうした部品は重要な役割を果たしている。特定の部品が決定的に不足する事態の可能性は、比較的低いとはいえゼロではない。

 Reith氏は25日のプレスリリースの中で次のように述べている。「現在、半導体市場全体がひっ迫していることに議論の余地はないが、パソコン市場に関しては、コロナの前と後でストーリーが大きく異なる。2020年に入るまでのパソコン市場は、CPU不足が続き、メモリーやパネルの供給も多少ひっ迫していた」

 「一方、現在不足しているのは、ノートパソコンのパネルを制御するIC、オーディオコーデック、センサー、パワーマネジメントICなど、価格が安い部品だ」とReith氏は言う。

 IDCで半導体分野のプログラムバイスプレジデントを務めるMario Morales氏は、現在不足しているこうした部品について、40nmやそれ以前の製造プロセスだと説明している。現在のCPUは、14nm、10nm、7nmといった製造プロセスが主流だ。半導体製造設備への投資は、販売価格が高いこうした最先端のチップに向けられることが多い。

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