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Windows 10用の純正パッケージマネージャーが正式リリース
2021/05/31
米Microsoftは、Windows 10用のパッケージマネージャー「Windows Package Manager」をバージョン1.0として正式にリリースしたことを5月26日に発表した。Windows 10のバージョン1809以降で動作する。Microsoft Storeで配布されているApp Installerアプリに付随する形で提供されており、Microsoft Store経由の自動更新で今後適用される。

パッケージマネージャーは、アプリのインストール、更新、アンインストールなどの管理をコマンドラインから行えるツール。Linuxではパッケージマネージャーが古くから使われており、Linuxの優れた特長の1つだった。Windowsでも、Chocolateyのようなサードパーティー製のパッケージマネージャーは以前からあった。
wingetコマンドでアプリのインストールや更新を管理
Windows Package Managerでは、コマンドプロンプトやPowerShellで「winget」というコマンドを使って処理を行う。「winget <コマンド> <オプション>」という形で、実行する処理の種類とオプションを指定すればよい。「winget」とだけ入力すると、使用できるコマンドの一覧や使い方を確認できる。
例えばインストールの場合、「winget install firefox」のような形で、目的のアプリ名を指定すれば、そのダウンロードとインストールを実行でき、Microsoft StoreやWebサイトでアプリを探す手間が省ける。