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Windows 11、「古いPCでもインストール可能」の期待に落とし穴

2021/08/31

Mark Hachman PCWorld

 3つ目は、サポート対象外のパソコンでWindows 11を使い続けることは推奨できず、特定の状況での一時的な利用にとどめるべきということだ。そのうえ、システム要件を満たさないパソコンで動くWindows 11は、Windows Updateでアップデートの配信を受け取る権利がないとMicrosoftは説明している。セキュリティ更新や最新のドライバーも受け取れない可能性があるとのこと。

 Windows Updateを使えないとなると、アップグレードを考えるうえで、かなりの足かせとなる。更新プログラムが配信されなければ、最新のコードや新機能も利用できない。サポート対象外でパッチなしのパソコンは、互換性の問題が生じたり使用不能にる可能性があるほか、保証が効かなくなる恐れがあるとMicrosoftは説明している。また、パッチなしの状態のままで構わないとユーザーが考えたとしても、OS自体のサポートが1~2年で終わる可能性は高い。現行のWindows 10で言うと、最新バージョンのWindows 10 21H1のサポートは、2022年12月13日までとなっている。

 Windows 11のシステム要件のうち、TPMに関しては、一時はTPM 1.2でも要件を満たすという情報が見られたが、実際のところは、単体のチップかCPU内蔵によるTPM 2.0が必須だ。こうしたシステム要件を満たしていないパソコンは、Windows 11にアップグレードして安全に利用する道は、実質的に閉ざされている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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