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Cloudflareがオブジェクトストレージ「R2」を発表、Amazon S3に対抗

2021/09/30

Scott Carey InfoWorld

 米Cloudflareは9月28日、オブジェクトストレージサービス「Cloudflare R2 Storage」をリリースする予定であることを明らかにした。大きな勢力を誇る米Amazon Web Services(AWS)の「Amazon S3」との違いとして、保存データを読み出す際の帯域コスト(エグレス料金)がかからない点をアピールし、S3から移行する企業の獲得を目指している。

Credit: Victoire Joncheray modified by IDG Comm.
Credit: Victoire Joncheray modified by IDG Comm.

 Cloudflareは今年7月のブログ記事で、AWSのエグレス料金は法外だと主張し、利用方法によってはコストが想定以上に大きくかさむと指摘していた。競合する大手クラウドのMicrosoft AzureやGoogle Cloudにも、同様のエグレス料金はあるが、両社の場合、Cloudflareを利用している顧客企業であれば、エグレス料金に割引を適用できる。AWSにはそのような制度がない。

 Cloudflare R2の発表について、AWSの広報担当者にコメントを求めたところ、次のような回答を得た。「我々の認識として、Amazon S3は開発者にとってゲームチェンジャーとなった。非常に充実した機能セットに加え、業界の先頭を行くスケーラビリティ、データ可用性、セキュリティ、パフォーマンスを兼ね備えている。顧客がS3に保存しているオブジェクトは、100兆個を優に超えた。発表のみで未リリースのプロダクトについてコメントはできないが、我々の事業に関連する競争は基本的に歓迎する。競争があるのは健全なことで、市場の成長につながるからだ」

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