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Raspberry Pi 4、半導体不足の影響で2GBモデルを値上げ

2021/10/22

Michael Crider PCWorld

 英Raspberry Pi Foundationは10月20日、シングルボードコンピューター「Raspberry Pi 4」の2GBモデルの価格を10ドル引き上げると発表した。同社が製品を値上げするのはこれが初めて。グラフィックボードから自動車まで、世界的な半導体不足でさまざまな製品の生産が滞る中、この小さな開発ボードにも影響が及んだ。

Credit: Rasprberry Pi
Credit: Rasprberry Pi

 今回の値上げで、Raspberry Pi 4の2GBモデルを35ドルから45ドルに変更する。また、以前取り扱っていた1GBモデルを復活させ、35ドルで販売する。もともと、昨年2月に2GBモデルを値下げしたことに伴って、1GBモデルが販売終了となっていたが、その前と同じラインナップと価格に戻す。

 Raspberry Pi FoundationのEben Upton最高経営責任者(CEO)は、値上げを発表するブログ記事で、半導体不足が理由であることを明確にし、部品の在庫に限りがある中で「Compute Module 3」「同3+」の生産を優先すると説明している。Compute Module 3/3+は、DDR2 SO-DIMMと同じサイズの小型ボードで、産業機器などの組み込み用途に広く使われている。

 一方、「Raspberry Pi 3B+」の生産は優先度を下げるとのこと。今後は、場合によってはネットオークションなどの手段で調達する必要が出てくるかもしれない。

 Upton氏はブログ記事の中で、今回の値上げや優先順位の変更は一時的だと強調し、できるだけ早く元の価格に戻したいと述べている。また、サプライチェーンのひっ迫が解消に向かう兆候が見え始めたと言及しているが、その具体的な内容には触れていない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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