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Microsoft、.NET 6のホットリロード機能に関する方針を変更

2021/10/28

Paul Krill InfoWorld

 正式リリースが間近に迫った「.NET 6 SDK」の新機能「ホットリロード」に関して、これを「Visual Studio 2022」からのみ利用可能とする方針に対してオープンソースコミュニティから反発の声が上がっていた問題で、米Microsoftは10月23日、この方針を撤回することを公式ブログ記事で発表した。

Credit: Thinkstock
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 Microsoftの.NETプログラムマネジメント担当ディレクター、Scott Hunter氏は、このブログ記事で謝罪の言葉を述べた。「我々は、判断を下す際にミスを犯し、またコミュニティの声に応えるのに想定以上の時間を要した。この機能のコードパスを再度有効化するプルリクエストを承認した。.NET 6 SDKの正式リリースのビルドにコードが実装される」

 ホットリロードとは、開発中のアプリケーションの動作を見ながらソースコードを修正する時に、アプリケーションを停止させる操作を行うことなく、ソースをその場で修正し、実行中のアプリケーションの動作に直ちに反映できるというもの。今年5月にVisual Studio 2019で動作するプレビュー版が登場し、11月8日に正式リリース予定のVisual Studio 2022で本格的に導入されることになっている。さらに、同時期にリリースされるオープンソースの.NET 6 SDKを通じて、コマンドラインからも利用できるはずだった。

 しかしMicrosoftは、この機能を紹介する10月20日のブログ記事で、ホットリロード機能はVisual Studio 2022を通じてのみ利用できるようにすると表明し、コマンドラインからの利用には対応しないとの方針を示していた。

 Hunter氏は23日のブログ記事で、この判断の経緯について、.NET 6とVisual Studio 2022のリリースが間近に迫る中、まずは.NET開発者の大多数が利用しているVisual Studioで.NET 6の最高のエクスペリエンスを実現する狙いだったと説明。しかし、この計画を遂行する中でミスを犯し、該当部分のコードパスを呼び出さないようにするのではなく、コードをうかつに削除したと釈明している。また、さまざまなシナリオでこの機能を利用する開発者の数や、コマンドラインの使われ方について、認識が甘かったと述べている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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