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Nextcloudが欧州でMicrosoftを提訴、WindowsへのOneDriveバンドルを問題視

2021/12/01

Lucas Mearian Computerworld

 近年、Microsoftを反競争的行為で提訴する動きは、ほかにも起きている。

 2020年7月には、米Slack TechnologiesもMicrosoftをECに提訴した。市場で支配力を持つOfficeスイートにTeamsを違法にバンドルし、膨大なユーザーにインストールを強制したほか、その削除を妨げ、法人顧客に対し真のコストを隠したとSlackは主張する。

 Slackは当時の声明で次のように述べている。「当社がひとえに望んでいるのは、公正な競争とその土台が実現されることだ。健全な競争はイノベーションを促し、ユーザーにとって最高のプロダクトと最大の選択肢が生まれる」

 Nextcloudはブログ記事の中で、Microsoftの現在の反競争的行為は1990年代末と同じだと言及し、Internet ExplorerをWindowsにバンドルしてNetscapeを弱体化させた件を指している。

 今回Nextcloudの提訴に賛同した29の企業や団体の中には、The Document Foundationも含まれている。フリーでオープンソースのオフィススイート「LibreOffice」の開発元だ。

 同財団の代表者であるLothar Becker氏は、次のようなコメントを寄せている。「コンテンツの作成、保存、共有に使うデジタルツールについては、ファイルで使用するオープンなドキュメントフォーマットも含め、欧州市民が自らの判断で選べるようにするのが筋だ」

 「ビッグテックの行動は、オペレーティングシステム分野での独占的支配力に支えられている。消費者はプロプライエタリソフトウエアの使用を強いられ、自由やデジタル権を抑制されている。当社は、今回の反競争的行為に対する提訴を支持する。EUには、直ちに策を講じるよう強く求める」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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